サーチの概念
 ツールの操作法を説明する前に、値を探し出す「サーチ」という手法について考えてみましょう。

メモリ内から値を探す  コンピューターというのは、数値も画像もプログラムも、全て0と1の組み合わせ(2進数)で表現しています。そんなコンピューターが扱うメモリですから、その中身は、画像データやプログラムや数値が2進数の状態で乱舞しています。このため、ゲーム画面に表示されている「25」という10進数の<現在体力>を探そうと思っても、メモリ中のいたるところに「25」が見つかるうえ、その「25」が<現在体力>なのか、画像データの一部なのか、区別できません。

 そこで、無関係の候補を除外し、より条件通りの候補が残るよう、「絞り込み」サーチを行うのです。

 最初のサーチの時点で「25」の<現在体力>でも、その後に攻撃を受けて「18」に減ったとすればどうでしょう? 最初のサーチで羅列した候補(さっきまで「25」だった候補)のうち、今は「18」であるものを探し出せば、候補は大幅に絞れることでしょう。なぜなら、画像データに含まれる「25」などは、攻撃を受けたからといって変化しないので、そういった「条件と違う候補」は絞り落とすことが出来るのです。
 そうやって何度か候補を絞り込んでいけば、目的の候補にたどり着けるというわけです。


画面構成
基本画面

 ReLipsAIの基本画面は、大きく縦に3分割されます。一番上が「サーチ領域」、中央から下部が「ダンプ領域」、最下段が「補助領域」です。
サーチ領域 サーチ関連のコントロールが並ぶ領域です。ReLipsAIはサーチに重きを置くツールですので、基本的な操作は全てこの領域で行います。
ダンプ領域 指定のメモリ位置を16進数でダンプ表示する領域です。候補のアドレスが目的のものか、値を書き換えて確かめたりするのに用います。
補助領域 進行状況などの情報を表示する領域です。

 「補助領域」については詳しく説明しませんが、他の領域については以下の項で説明していきます。  ただし、サーチを行うにはどこをサーチするか、つまり「対象とするプロセス」と「対象とするメモリ領域」を指定する必要があります。
 プロセスを選択するには、メニューの[プロセス(P)]→[プロセス選択(S)...]をクリックして下さい。次のような「プロセス選択ウィンドウ」が現れますので、対象としたいプロセスを選択した上で、「決定」ボタンを押して下さい。
プロセス選択ウィンドウ

対象領域チェックボックスプロセスが開かれると、画面右上の「対象領域チェックボックス(右図)」に初期状態の領域が羅列されます。サーチ対象にしたい領域には、チェックを付けて下さい。なお、メニューの[対象領域(T)]から領域を削除・追加・分割することもできます。

このようにしてサーチ対象を決定したら、実際のサーチへと移っていきます。



ねくすと せくしょん (使い方[2]<サーチの手順>)⇒

≪せくしょん ばっく (導入・撤去)